Central Forest Management Co.,Ltd.
代表取締役 木塚達也
中部フォレストマネジメントは中部経済同友会での複数年による調査・検討と提言レポートを踏まえ、三菱UFJリース(現三菱HCキャピタル)を設立の母体として、住友商事や地域の企業(豊田自動織機など)や岐阜県などの地域行政および地域の林業関係者(岐阜県森林組合連合会など)のご支援のもとに設立されました。基軸となる事業スキームは森林信託(森林所有者に代わって森林を管理マネジメント/法制の都合により疑似信託)です。お陰様で事業開始以来、森林所有者への配当(実績配当)は必ずプラスを継続・維持しています。
日本は経済発展に伴い都市部に人口は異動し、一次産業を中心とする地域社会はどんどんと衰退をしてきました。かつては地域の経済を支えてきた林業も同様です。今や、山や木も二束三文で、資産価値の無い山は、森林所有者境界すら判らない状態がどんどん進んでいます。日本の国土の約7割は森林で世界でもまれにみる森林大国です。また戦後の拡大造林(天然林を伐採し、建材に適したスギ・ヒノキを植林)により、その森林の約4割はスギやヒノキの人工林となりました。この拡大造林は戦後の復興ために不足している木材を増やすことを大義名分にした、戦後の地域経済の復興を目的とした大規模な公共事業でした。しかし、一方で1960年には逼迫する木材需要のため外材の関税撤廃などにより安価な外材が大量に輸入されようになりました。同時に国産材の価格はどんどんと低下していき、同時に木材自給率も大きく低下し、現在も低迷を続けています。また、御多分に漏れず林業従事者は高齢化と減少がどんどんと進んでいます。
木材は再生可能な資源であり、資源小国に日本で数少ない完全自給が可能な資源です。また、森林は炭素を吸収し酸素を作り出すだけでなく、多様な生物を育む生物多様性の源です。
中部フォレストマネジメントは生命の源である森林を保全(生物多様や国土保全など)しながら、一方で資源小国の日本に再生可能な資源(木材等)を供給することが設立時からの変わらぬ使命です。そのために、今後も、また新しい取り組みにもチャレンジしていくつもりです。
どうかこの使命に共感して頂き、引き続きご理解とご支援を頂けるとことを切に祈っております。
会社名
株式会社中部フォレストマネジメント
本社所在地
岐阜県高山市朝日町万石194番地1
設立
2011年9月20日
設立時資本金
10百万円(資本金5百万円 資本準備金5百万円)
主な株主
取締役
代表取締役社長
木塚 達也
濵 一郎(現 三菱HCキャピタル役員理事 環境エネルギー事業本部環境エネルギー事業部長)
佐合 隆治(現 佐合木材代表取締役会長)
事業目的